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飯野晶子&佐藤友美『木琴協奏曲集 平岡養一と日本の作曲家たち』~黛敏郎、紙恭輔、小山清茂

『木琴協奏曲集  平岡養一と日本の作曲家たち』

戦前から戦後に日米を股にかけて活躍した木琴(ザイロフォン)奏者・平岡養一(1907-1981)は、同時代の高名な作曲家たちへ幾つもの協奏曲を委嘱し、独奏楽器としての木琴の地位向上にも尽力した。そのなかには平岡が演奏しなかった作品、あるいは現在はマリンバ協奏曲となった作品も多い。木琴演奏をライフワークとする飯野晶子が澄み渡る音とダイナミックな表現で贈る、知られざる名作を含む三作品。
(コジマ録音)

【曲目】
黛 敏郎: 木琴小協奏曲(1965)
[ピアノ・リダクション: 黛 敏郎]
[1] I. Allegro
[2] II. Adagietto
[3] III. Presto

紙 恭輔: 木琴と管絃楽のための協奏曲(1944)※
[ピアノ・リダクション: 西邑由記子]
[4] I. Allegro
[5] II. Larghetto
[6] III. Allegro vivo

小山清茂: 木琴と管弦楽のための協奏組曲「鄙唄(ひなうた)」(1966)※
[ピアノ・リダクション: 西邑由記子]
[7] 第1曲 「鳥追い」 Tori-oi
[8] 第2曲 「馬子唄」 Mago-uta
[9] 第3曲 「手毬唄」 Temari-uta
[10] 第4曲 「子守唄」 Komori-uta
[11] 第5曲 「もぐら追い」 Mogura-oi

※世界初録音 World Premiere Recording    

【演奏】
飯野晶子(ザイロフォン(木琴))
佐藤友美(ピアノ)

【録音】
2022年12月19日 [1]-[6]、2023年9月8日 [7]-[11]
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

<飯野晶子(ザイロフォン)>
国立音楽大学音楽学部卒業。ノース・テキサス大学大学院音楽学部修士、博士課程(いずれも打楽器演奏専攻)修了。博士論文のテーマは「平岡養一の芸術家としての人生と木琴演奏芸術における彼の影響について」。留学中はノース・テキサス・ウインド・シンフォニーのメンバーとしても活躍。PASIC(国際打楽器芸術協会世界大会)を含む、数々の国際カンファレンスで演奏し、多数のCDとDVDの収録に参加。2013年夏の帰国後は、フリーランスの打楽器奏者として演奏・指導に携わり、ジャパンバンドクリニックでの打楽器講座講師、上野信一&フォニックス・レフレクションのメンバーとしての演奏活動やCD収録も行う。一方、ソロ・室内楽作品の委嘱・初演にも取り組み、これまでに世界初演が15曲、日本初演が2曲ある。東京で2016年・2018年に打楽器リサイタルを、2022年に木琴リサイタルを開催。2018年にPASIC 招聘演奏。2021年にインターナショナル・マリンバ・オーケストラのメンバーに選ばれ、参加した唯一の日本人。

<佐藤友美(ピアノ)>
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。アンサンブルピアニストとして、コンサートやレコーディング、FM放送等、多方面で数多くの国内外のアーティストと共演を重ねている。1997~2004年桐朋学園大学嘱託演奏員。2002・2010年済州島国際コンクール(ユーフォニアム部門)、2007・2008年浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバル、2014年ジャック・ランスロ国際クラリネット・コンクールJapan2014の公式ピアニストを務める。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年02月21日 00:00