1933年1月8日生まれ、仏・メス出身の映画監督。映画監督のダニエル・ユイレは妻。パリでソルボンヌ大学に通うユイレと出会い、トリュフォーやゴダールら“ヌーベルバーグ”の旗手と親交を深め、短編『王手飛車取り』の助監督を務める。58年に徴兵忌避のため西独に亡命。60年代に『妥協せざる人々』でニュー・ジャーマン・シネマの旗手と称され、68年の『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』で世界に名を馳せる。翌69年に伊・ローマへ拠点を移す。以降、ユイレとの共同名義“ストローブ＝ユイレ”として『雲から抵抗へ』『シチリア！』などの作品を制作。2006年にユイレが死去。2022年11月20日にスイス・ロールの自宅で死去。89歳没。
2022/11/29 (2022/11/29更新) (CDジャーナル)
